おおたかの森小学校ってどう?そもそも流山の小学校 学区内で土地を探すらなら知っておきたい地元住民情報。

おおたかの森小学校ってどう?
流山の小学校学区内で土地を探すなら
知っておきたい地元住民情報。

プロフィール:佐野ヨウタ。流山市出身。5児の父。流山市で工務店・設計事務所を営みながら注文住宅を建築している。過去400件以上の建物に携わりながら得た知識と知恵を、これから「物件選び」をスタートする、土地探しをスタートした主婦たちに向け、講演やSNSなどにて情報発信をしている。

 

こんにちは!生まれも育ちも流山。佐野です!私は流山で工務店を営んでおりますが、「佐野さん!土地探しお願いします。で、この辺りの小学校ってどうですか?」と聞かれることがあまりにも多いため、小学校の特徴・よく聞かれる情報をまとめさせていただきます。

土地を買って、注文住宅を建てよう!と思った時には、やっぱり小学校のこととか、周辺環境のこと気になりますよね?

実は、私は子供が5人もいるので住宅購入を検討し、住まうエリアを考えたときに「少人数の学校にしようか?」それとも「マンモス学校になるのか?」ちょっと本気で考えた時期がありました。

そのときに、小学校周辺情報や、小学校選びに必要な情報を調べるのに意外に苦労したので、私が調べた情報もまとめてみましたのでどうぞご参考ください。

小学校は人数が少ないが良い?
それとも多い方が良い?

近年、流山市では人数が多い小学校と、人数がとても少ない小学校の二極化がおきてますよね?理由は、駅から近い「人気エリア」には都内勤めの方々がベッドタウンとして集まってきていること。とはいっても「調整区域」というまだ家を建築してはいけないという田んぼや畑のような場所も多くのこっています。

そのため、となりの学校は7クラスもあるのに、そのとなりの学校は2クラスしかない。という現象が起きているようです。

あなたは、小学校のクラス人数が少ないところに子供を通わせたいですか?それとも?

わたしも、家探しの時にずいぶん悩んだ「小学校の人数は少ない方がいいか?多い方がいいか?」というこのテーマについてメリット・デメリットと子供達への影響を検討したものをまとめてみました。

 

【小学校のクラス人数が少ないことのメリット・デメリットと子供達への影響は?】

◎少人数クラス<メリット>
・ひとりひとりの特性に合わせて教えやすい

・先生としては教育活動がしやすい

・子どもの能力や適性を伸ばしていきやすい

・学校全体が児童生徒のことを把握しやすい

・クラス替えが無いので、互いの関係を深めやすい

◎少人数クラス<デメリット>
・体育や音楽での学習そのものの成立が難しいかも

・運動会などの集団活動の活性化が難しいかも

・話し合い活動や共同作業的な学習が深まり難いかも

どうでしょう?大人数の学校では逆がいえるのではないでしょうか?

大人数の学校のメリットは、スポーツや音楽など集団活動をする力を身に着けられる。話し合いや共同作業的な活動を深めるのには最適な環境となります。また逆に、ひとりひとりの特性に合わせた教育がしにくかったり、子供たち一人一人の個性を把握する大人たちの手が足りないといった影響を考えられるのでしょう。

 

では、生活面ではどうでしょうか?

◎少人数クラスの生活面 <メリット>
・互いによく知り合える

・子供と先生の一体感が深まりやすい

・違った学年との交流が深まりやすい

◎少人数クラスの生活面 <デメ リット>
・クラス替えがないと、子供たちの価値観が固定化されがちになるかも

・多様なものの見方、考え方を学んだりする機会がすかなるかも

・子供たちが自ら人間関係を作り上げようとする機会が少なくなることかも

 

単学級になると児童生徒は卒業まで同じ学級集団で過ごすことになり、人間関係が固定化されると言われるようですね。また、人間関係上の問題等が発生した場合には、学級編成替えなどによる問題の解消が難しいことがあるようです。

大人数の小学校の場合は、逆に多様なものの見方をしたり考えたり学んだりする機会が多くなり、子供たち自ら人間関係を築こうとする機会が多くなるとみられています。

このように、少人数・大人数、どちらもメリットに目を向けると、子供の成長には良い影響を与えられるのではないかと安心してきませんか?

わたしが、思いついたのは、やはり子供が5人もいると、非常に外交的な子供、内向的な子供、どちらも個性が様々なため、学校や友達たちの傾向をみながら、親である私たち自身がこどもよく見て、サポート・フォローしていく必要があるのだなと、そのように考えました。

結局、我が家は、もともとは西深井小学校でして、2クラスしかない少人数の学校だったところ、10年以上前ですが結局マンモス小学校に転向することになりました。いま、思うと、少人数の時は周囲の人々との親密感があってよかったとおもいますが、現在マンモス小学校では、荒波にもまれながらも、家は家族なかよしで安心感を与えることに意識的になったりしています。

どちらが良いかとは、一概にはいえませんが、親自身が子供がどのような環境で日常を過ごしていて、それがどのような影響を与えているのかということに意識的になることはとても良いことなのではないでしょうか。

 

 

それぞれの学校の特徴は?

では、つぎは流山市の小学校の学校情報や各地域の特徴などをまとめて、お伝えしていきたいと思います。

私自身が、10年以上前ですが、自分自身の土地探しをスタートした時に、住まうエリアを探すにあたり、随分と小学校の情報をかき集めて大変だったのを覚えています。

また、目当ての小学校を決めたとしても、そのエリアにある土地・物件が少なかったりと、思い通りにいかなかったのを覚えています。不動産のミカタでは、小学校のエリア別にて物件情報を公開しているので、ぜひ検索サイトも使用してみて下さい。

【知っておきたい学校情報】

各学校の以下の情報をまとめてみましたので、ご覧ください。

・設立してどれくらい?
・クラス数は?

・少人数のクラス?

・大人数のクラス?

学校の設立年月日で大体の校舎の雰囲気や設備がうかがえます。やはり近年設立した学校の空調やプール、体育館、図書館の大きさなどは充実しているのは事実のようです。実際の雰囲気は小学校に行ってみて感じてもらうことに勝ることはありません。

また、小学校の人数においては、先にのべたように、少なくとも、多くともそれぞれのメリットがあるのでさほど気にすることはないと思います。

ですが、エリアによっては少人数の学校はどちらかというと「元々地元の住民」の割合が多い場合が多く、人数が多い小学校では「新しく他の地域からやってきた住民」という新興住民が多い場合があります。そのあたりは、人それぞれも価値観と優先順位が異なると思いますので、あくまでも参考程度にしていただけたらと思います。

では、ご紹介していきましょう。

おおたかの森小学校

おおたかの森小学校といえば都内通勤にはもって来いのつくばエックスプレスが利用できるすぐ近く。人気が高いこのエリアともあって、マンモス高となっています。そんなおおたかの森小学校の特徴をみていきましょう。

・設立:平成26年

・児童数:1453人(男女の内訳は、男子717人・女子736人)

・教員数:61人

・クラス数:大体9クラスあり。1クラスの平均人数は約33人(2020年現在の1年生です)

〈私のコメント〉
このあたりの周辺は新興の住宅やマンションが建ち並ぶ地域が多く、近年急激に人口が増えています。
流山市でもかなりのマンモス校のため、大人数クラスで子供の教育をしたいという人にはオススメです。塾に通う子の割合が多く、自然と中学校受験をする子供たちも増えている様子です。

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西深井小学校

私の母校である西深井小学校について語らせていただきます。西深井小学校はとても少人数でゆったりとした小学校です。地元住民色は正直とっても強い小学校ですが、本当に良い人たちばかりです。(かなりひいき目^^)

・設立:昭和54年

・児童数:児童数は197人(男女の内訳は、男子94人・女子103人)

・教員数:15人

・クラス数:大体1~2クラスあり、1クラスの平均人数は約20人~30人。1年生は1学級のみで、人数は31人。2年生は2学級あり人数は19人。と、その年により生徒数にばらつきがあると思っておいたほうがよいですが、いずれにしても少人数である可能性が高いと思われます。

〈私のコメント〉
このあたりは、周辺は畑が多くて、調整区域なので、人口が増えにくいです。
これから少人数クラスがいい、という人にはオススメ!塾に通う子はそんなに多くないようですね。周辺に自然溢れる環境があるのが良いようですね。

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江戸川台小学校

江戸川台小学校!私の友達がたっくさんいます(^^) 周辺はとても閑静な住宅街に囲まれています。約40-50年前に造成された比較的大きな区画で造成された造成地域が多い傾向となっていますが、少子化の影響で比較的小学校の人数は減ってきている傾向にあるようです。

・設立:昭和34年 けっこう歴史がありますね

・児童数:児童数は602人(男女の内訳は、男子307人・女子295人)

・クラス数:大体3~4クラスあり、1クラスの平均人数は約27人~33人。

〈私のコメント〉
江戸川台駅といえば、おおたかの森エリアで土地をさがしていたけれども、
高くてとても手が出ない、そんな方々が少し目線ずらして選択するエリアでもあります。しかし、駅周辺の江戸川台駅から東側徒歩10分圏内は、旧高級住宅街に値するところが多いため、比較的土地の坪単価が高いエリアとなります。ゆったりとしたエリアだと感じます。

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東深井小学校

東深井小学校は私の母校のとなりの学校!懐かしの仲間たちが、たくさん住んでいる地域でもありますが、西深井小学校と比較すると結構マンモス小学校?西深井小学校とは対照的に、新興住宅地が多く、生徒数は比較的多い小学校となります。

・設立:昭和57年

・児童数:児童数は642人(男女の内訳は、男子334人・女子308人)

・クラス数:大体3~4クラスあり、1クラスの平均人数は約27人~33人。

〈私のコメント〉
このあたりは、「運河駅」と「江戸川台駅」の中間に位置しています、お花見が有名な利根運河gが近く、
自然豊かなエリアです。この周辺は比較的住宅街が多くて、森の図書館や森林の公園が近くにあり、とてものどかで穏やかなイメージがあるエリアです。私のお客様によると、比較的学力に力を入れている人が多いようです。

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南流山小学校

南流山小学校は、つくばエクスプレスの影響もあり、この周辺は近年人口が比較的増えている傾向にあります。おおたかの森小学校とならび、約5-6クラスもあるマンモス校と言われいます。

・設立:昭和58年

児童数:977人(男女の内訳は、男子474人・女子503人)

クラス数:大体5~6クラスあり、1クラスの平均人数は約30人~35人。

〈私のコメント〉
南流山駅周辺はともて発展しており、つくばエクスプレスの快速や武蔵野線を経由する通勤経路の方々から人気が高いエリアです。そのため土地の価格も比較的高いエリアです。おおたかの森駅同様に、とても便がよいエリアです。小学生の人数がとても多いマンス校が希望という方にお勧めです。

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流山北小学校

流山北小学校は大体3~4クラスで平均的な規模の割合の小学校です。流山セントラルパーク駅の影響をうけ開発エリアが多く、また少し西側にいくと田畑などみどり豊かな雰囲気も広がるエリアとなっています。

・設立:昭和54年

・児童数:634人(男女の内訳は、男子313人・女子321人)

・クラス数:大体3~4クラスあり、1クラスの平均人数は約30人~32人。

〈私のコメント〉
このあたり周辺は畑が多くて、調整区域なので、人口が増えにくいです。

これから少人数クラスがいい、という人にはオススメ!
塾に通う子はそんなに多くないようですね。周辺に自然溢れる環境があるのが良いようです。

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小山小学校

流山市でもっとも歴史ある小学校!小山小学校です。おおたかの森周辺の小学校ではおおたかの森小学校につぐマンモス2台巨頭の小学校です。

・設立:明治22年

・児童数:1307人(男女の内訳は、男子644人・女子663人)

・クラス数:大体5~8クラスあり、1クラスの平均人数は約32人~34人です

〈私のコメント〉
おおたかの森周辺の開発がすすむことで児童数1300人超えというマンモス校になり、ついに増設までおこなうことになりました。私の小学校時代から考えると倍以上の規模になり、ほんとうにこの辺りは目覚ましい発展を遂げていると感じます。建物は歴史を感じますが、通う子供たちは近代的で、塾に通う子供たちがとても多いようです。人気エリアの小学校のため飛び地などの場合は、定員オーバーにて他の学校に誘導されることもあるようです。お住まいになる前には要確認ですね。

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新川小学校

我が母校!西深井小学校の前身の小学校。実は西深井小学校は新川小学校の目と鼻の先。田畑や自然に囲まれる美しい地域にある小学校です。

・設立:明治22年

・児童数:405人(男女の内訳は、男子222人・女子183人)

・クラス数:体2~3クラスあり、1クラスの平均人数は約32人~34人

〈私のコメント〉
このあたりは田んぼや畑が多く、調整区域にかかるエリアが多いため、あまり人数は増えない見込みです。最近では2クラスの学年もでてきており、自然豊かなエリアで少人数の教育を。と考えているかたには恵まれた環境となると思います。

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長崎小学校

長崎小学校は柏に隣接する、豊四季駅とおおたかの森小学校との間に位置しています。

・設立:明治53年

・児童数:578人(男女の内訳は、男子333人・女子245人)

・クラス数:大体3~4クラスあり、1クラスの平均人数は約32人~34人

〈私のコメント〉
このあたりは近代的な目覚ましい発展をするおおたかの森駅周辺に住まいながらも、調整区域が比較的多いため、まだまだ木々や森自然の豊かさが感じられるエリアとなります。流山市総合運動公園も近くに位置して、緑を感じながらも、交通の便をと考える方々が集まってきているエリアです。

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西初石小学校

西初石小学校は、私の幼少のころはスポーツ万能の子がなぜか多いというイメージがありました。交通の便がよいが、緑を感じる小学校です。

・設立:明治52年

・児童数:773人(男女の内訳は、男子395人・女子378人)

・クラス数:大体2~4クラスあり、1クラスの平均人数は約32人~34人。

〈私のコメント〉この周辺はおおたかの森駅周辺の発展の影響をうけて、土地の価格がめざましく高くなっているエリアとなります。おおたかの森駅周辺は金額が高いため初石駅まで視点をそらして、検討したいという多くの方々が狙うエリアとなっています。

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以上、流山市の小学校の情報をまとめました。これから土地探しを始める方はぜひご参考にしてくださいね!

※こちらの記事は2020年9月の情報をもとに作成したものです。