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幅員6mの南道路に接する整形地
陽だまりの空間がつくれます。
江戸川河川敷のほとりに位置する土地。
55坪超のサイズでキレイな整形地、王道の条件です。
住宅+駐車スペース2台+お庭スぺ―スをつくる事が可能な好条件の土地です。
土地の条件として満点ですが、気になることを挙げれば前面道路対岸にある線路の騒音と、河川が近いことによる洪水・浸水の点になるかと思います。(地図を見たらすぐに気がつく点ですね)
それぞれコメントでお伝えできる限り、紐解いてみましょう。
電車の騒音について
まず、こちらのページ最上部にある360℃写真をご覧ください。
こちらの写真は、2階建ての建物のおおよそ屋根部分に相当する高さに360℃カメラを設置して撮影したものです。
これで正面の線路を見てみると、この線路、道路面やこの対象地より高い位置に位置しているのがわかるかと思います。多少地に建物を建てたとしても、建物の開口部より線路の方が高い位置にあるイメージですね。
これが影響しているからなのか、現地で電車の音を確認してみると、思ったほど音は気にならない感じがしました。
もちろん目の前に線路がある以上音はそれなりに聞こえるのですが、「線路沿いの土地」というイメージを事前に持ちながら現地の音を聞くと、筆者の主観では「あ、意外とこのぐらいの音で済むんだ」と言う感じがしました。
あくまで電車の音はしますので、「線路沿いの土地にしては」と言う意味で捉えていただければと思います。
よろしかったら、現地で確認してみてくださいね。
ハザード情報について
対象地の洪水・浸水ハザードマップの情報によると、洪水ハザードマップでは水色区域(2m~5m未満の区域)となっております。
浸水ハザードマップについては、対象地周辺の浸水歴はないようですね。
ところで、洪水と浸水(内水)の違いは知っていますか?
<流山市の資料から引用>洪水:江戸川などの河川が大雨によって増水し、堤防の決壊により市内に水が溢れることを「洪水はん濫」といいます。
<流山市の資料から引用>浸水(内水):降った雨が、雨水排水施設の雨水排除能力を超えて、道路や敷地などが浸水することを「内水はん濫」といいます。
↑内容は流山市の資料から引用しています。
これをもう少しわかりやすく言うと、
・洪水は街広域に水が氾濫する事
・浸水(内水)は部分的に水が氾濫する事
とイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
また、その洪水・浸水(内水)の頻度については、↓こちらをご覧ください
<流山市の資料から引用>
近年における水害
日本周辺では、毎年多くの台風が発生し、全国各地に大雨や強風により被害をもたらしています。
近年では、短時間に局所的大雨が降る「ゲリラ豪雨」が多く発生するようになっています。
このことにより、河川がはん濫するのではなく、道路側溝や雨水管で排除しきれない雨水が溜まって浸水被害を引き起こす「内水はん濫」が全国各所で発生しています。
↑流山市の資料にこのように記載があるように、洪水よりも浸水(内水)による氾濫が実際には多いです。
これは暗に「豪雨による災害に対してはしっかりとした堤防を造っているから、河川の氾濫による洪水は起きづらい」ということを示唆しているとも読み取れると思います。
(堤防づくりについて、その強度や設計に明確な基準が無かったり、そもそも堤防が無かったりした時代には河川の氾濫による洪水も起きやすかったようですが、現在はしっかりした堤防があるため、洪水被害を起こさない努力がなされていて、実際にこれまでは起きていないということ)
これは安易に「堤防があるから大丈夫!」ということではなく、現在日本の各所で豪雨による被害が増えてきているように、将来的には現在の想定を超える自然災害がある可能性があります。
これは頻度の問題ではなく、もし一度でも起きてしまったら甚大な被害が出るということですから、その点もしっかりと考慮する必要があります。
筆者が言いたいのは、最初からリスクを全否定するべきではなく、物事は深く精査して、安心と判断できるまで向き合いましょう。
「土地はいい条件、だけど一つのリスクが気になって、、」ということが起きた時には、それが一番大切です。
MIKATAではそのためのサポートを、建築・設計・不動産のプロの視点からさせていただきます。
素敵なおうちづくりを!
いい土地!
物件詳細
基本情報
所在地 | 千葉県流山市南流山7丁目 | ||
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交通 | つくばエクスプレス線『南流山』駅 から徒歩16分 |
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道路方向・種類 | 一方 南 公道 | ||
道路幅員・接道幅 | 道路幅員 12.59m 接道幅 6m | ||
土地面積 | 184.65m² | ||
地勢 | 平坦 | 土地状況 | 更地 |
建ぺい率 | 60 | 容積率 | 200 |
インフラ | 公営水道 本下水 都市ガス | ||
地目 | 宅地 | 国土法 | 不要 |
建築条件 | 無し | 土地権利 | 所有権のみ |
用途地域 | ・第一種住居 | ||
法令上の制限 | |||
建築基準法43条但書 | 該当なし |
※物件掲載内容と現況に相違がある場合は現況を優先と致します。