コメント
ローコスト住宅を建てたい方向けの土地
前面道路の沿道には広々とした歩道があり、区画整理地ならではの街並みの良さを感じられます。
前面道路は二車線の道路で交通量が多めですが、この場合は住居の前に広い歩道があるのとないのとでは大きな違いがあります。
この対象地は西平井・鰭ヶ崎地区一体型特定土地区画整理事業地区内に位置する区画整理地。
2019年10月に事業が完了したこの区画整理事業は、160億円超の総事業費をかけて1998年から20年超の歳月をかけて行われたものです。
この事業の目的として、
このエリアは
・JR武蔵野線及びつくばエクスプレスの南流山駅
・流鉄鰭ヶ崎駅、平和台駅
・つくばエクスプレス流山セントラルパーク駅
と駅勢圏の輻輳する地域であり、その鉄道アクセスの良い特徴を活かしつつ、
「既存緑地を活用した良好な居住環境を有する住宅地の整備」
「公共施設の整備改善」
これを行うことで、宅地の利用増進を図ることを目的として事業が行われました。
様々な主要エリアへのアクセスが良い場所だからこそ、区画整理をしてその魅力を引き出そうということですね。
もっと簡単に言うと、
「住みよい住環境で、いっぱい住宅を建てたい・買いたいと思える場所にして、都内を含めた様々なエリアからたくさん人を呼ぼうよ」ということです。
皆さんご存じの通り、流山市は「母になるなら、流山市。」のキーワードに代表されるように、市内や近郊エリアだけなく市外の様々なエリアからもファミリー世帯の移住を促しています。
つくばエクスプレスが開通して以降、持ち前の都心アクセスの良さ・住環境の良さ・教育環境の良さのポテンシャルを活かして、流山ならではの魅力が詰まった街にしていこうということですね。
流山市は特に街の整備に力を入れていて、昨今の人口推移を見てもこれがしっかりと形になってきています。
結構いたるところに地区計画があるし、おおたかの森エリアに代表される区画整理事業も複数に力を入れています。
地区計画で言えば、流山市には市内に44個ものエリアに地区計画制度が定められていて、指折り程度の数を除いてそのほとんどが「住環境の整備」にフォーカスした内容なのですね。(地区計画も中身によっては工業系のものだったり、都会化を目的にしたもの等も含まれるため)
この地区計画の数は近隣のエリアと比べても、柏市や松戸市よりも(大きな差をつけて)多く、もっと広げた東葛エリア全体で見てもぶっちぎりの1位です。
これまで関東・中部・関西・九州の拠点で不動産業をやってきた経歴がある筆者からみても、この地区計画の数は全国的にもおそらくトップクラスの数なのではないかなと思います。
(全国すべての市区町村を調べたわけではありませんので、あくまで<すごい数だよ!>という感覚を伝えるという意味で捉えていただければ幸いです。いい加減なことを言ってしまいすみません、、)
こちらの物件のデータとしては、見ての通り小さめな面積の土地ですから、大きな建物を建てたい方には向きません。
更に地区計画による制限や高度地区による制限より建物に利用できる土地の面積や建物の大きさ・高さの制限を受けますので、総じてわかりやすく言うと「小さめの一戸建てをローコストで建てたい」という方向けの土地です。
【小さめの土地・建物でローコストで住宅を建てたいけど、そういう土地はごみごみとした感じの環境が多い。小さくても住環境のいい場所にある土地が欲しいな】
という方に大変おすすめな物件です。
区画整理地内且つ地区計画エリア内で小さめな土地というのは数が少ないですからね。
条件を絞ってピンポイントに、素敵なおうち探しを!
物件詳細
基本情報
所在地 | 千葉県流山市西平井 | ||
---|---|---|---|
交通 | つくばエクスプレス線『流山セントラルパーク』駅 から徒歩16分 流鉄流山線線『平和台』駅 から徒歩9分 |
||
道路方向・種類 | 一方 南 公道 | ||
道路幅員・接道幅 | 道路幅員 9.81m 接道幅 16m | ||
土地面積 | 79.56m² | ||
地勢 | 平坦 | 土地状況 | 更地 |
建ぺい率 | 60 | 容積率 | 200 |
インフラ | 公営水道 本下水 都市ガス | ||
地目 | 宅地 | 国土法 | 不要 |
建築条件 | 無し | 土地権利 | 所有権のみ |
用途地域 | ・第一種住居 | ||
法令上の制限 | 敷地面積最低限度有 西平井・鰭ヶ崎地区地区計画 | ||
建築基準法43条但書 | 該当なし |
※物件掲載内容と現況に相違がある場合は現況を優先と致します。