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区画整理地内に位置する間口の広さが魅力の大きな整形地
陽だまりの土地です。
間口が広い=住宅業界では顔が良いと言います。
道路面から外観を見たときに、間口が広いと見映えがするんですね。
住宅業界でいうところの「イケメン・美女」ということです。
この顔の良さは、実際に物件を見比べていくと違いが顕著に分かります。
折角こだわりのおうちを造るなら外から見て見映えが良い方がいいので、この顔の良さを基準に土地探しをされる上級者の方もいらっしゃいます。
しばしば、土地を比較している際に、同じアドレスで同じ前面道路沿いにあるすぐご近所さん、共に平坦な更地の整形地で面積も方角もインフラ条件もほぼ一緒、、
といった具合で、同じような条件の物件なのに坪単価に差がある場合があります。
その場合は、この顔の良さが価格差の要因となっている場合が多いです。
仮に同じ条件の整形地が2つあるとしたら、縦長めの土地と間口が広めの土地の場合、やはり後者が価値的に勝ります。(正方形がもちろん一番いいのですが)
※あまりにも間口ばかりが広い、細長すぎる等の土地は例外です。
とは言っても、縦長めといっても整形地は整形地であり条件のいい土地です。
比較をここまで追求する場合は少ないかもしれませんが、価値を見極める目を持っておくのは悪いことではありません。
整形地のメリットは、
・土地の形が原因で建築規制が入ることがない(又は少ない)
・顔が良い
・陽当たりが良い
・車の駐車がしやすい
・敷地が大きければ、分割することも可能(最低敷地面積や建築規制を考慮しても可能な大きさの場合)
等があります。
その分やはり人気が高いですから、価格が高くなります。
こういった地形(整形地とか非整形地とか旗竿地とか)は土地評価額にも関わりますので、固定資産税額も同様です。
やはりそれでも、将来的に売却する際の売りやすさや建築プランのバリエーションの多さを考慮すると、整形地は人気が高いのですね。
そんな整形地の中でも、この土地のような間口が広めな土地の場合は更にプラスポイントということです。
ただし、間口が広めな整形地の場合は、
「南の陽当たりを重視する」
「建築面積の大きな建物を建てたい」
「並列駐車にしたい」
このすべてに当てはまる場合には、設計の段階で通常よりも方角・スパン・建築プランの考慮をより慎重に行いましょう。
特に方角!
間口が広めな整形地の場合で接道が北道路一辺の場合、先に挙げた3つの条件が捨てられない場合には購入に向かない場合があります。(※あくまで建物と土地のサイズのバランスによりますが)
「大きな建物を建てたら南側の余剰スペースが小さくなってしまった」というケースがあるからです。
間口が広めなので、例えば北道路の場合は「南北の関係(縦軸)」よりも「東西の関係(横軸)」の方が、余剰スペースを取りやすいからですね。
これが↓↓
南道路の場合=道路幅員がある分陽当たりが確保できる(これはお馴染み。南道路が人気になる理由です)
東・西道路の場合=間口が広い分「北・南の関係(縦軸)」の方が余剰スペースを取りやすいので、北側に建物を寄せて南側に余剰スペースを確保することができます。
北道路の場合は、他の方角に接道する場合よりも北側斜線制限の関係で北側に建物を寄せやすいので南側にスペースが確保できますが、この時には建物が横長(東西の関係)に延びる形になる場合があるため、スペースの関係で駐車が並列にできない場合があります。
あくまで土地と建物のバランスによるのであくまで設計の例としてご参考までに。
※この土地は北道路ですが、敷地面積も奥行のスパンも大きいです。
素敵なおうちづくりを!
物件詳細
基本情報
所在地 | 千葉県流山市西平井 | ||
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交通 | つくばエクスプレス線『流山セントラルパーク』駅 から徒歩16分 つくばエクスプレス線『南流山』駅 から徒歩17分 流鉄流山線線『平和台』駅 から徒歩12分 |
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道路方向・種類 | 一方 北 公道 | ||
道路幅員・接道幅 | 道路幅員 15.643m 接道幅 4m | ||
土地面積 | 221.59m² | ||
地勢 | 平坦 | 土地状況 | 古家あり |
建ぺい率 | 60 | 容積率 | 120 |
インフラ | 公営水道 本下水 都市ガス | ||
地目 | 宅地 | 国土法 | 不要 |
建築条件 | 無し | 土地権利 | 所有権のみ |
用途地域 | ・第一種低層住居専用 | ||
法令上の制限 | 敷地面積最低限度有 | ||
建築基準法43条但書 | 該当なし |
※物件掲載内容と現況に相違がある場合は現況を優先と致します。