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利根運河ビューの解放感ある街の一画に位置する土地
前面道路6.5mの広い道路に面し、大変閑静な環境です
前面道路対面側(北側)に利根運河を臨むロケーションの土地です。
こういった河川近くの土地はやはり「洪水とか大丈夫?」という心配がよぎるかと思います。
この対象地があるあたりの街は利根運河の堤防の頂点の高さあたりの標高に位置し、北側に堤防を隔てて利根運河がある「利根運河沿い」ではありますが、実は周辺の住宅街よりも高台に位置しています。
逆にこの対象地がある住宅街の東側及び南側の方が標高が低く、そちらの方が利根運河の水が流れてきやすいのですね。
「河川からの距離はここの方が近いけれど、ここよりも東側・南側の方が洪水になりやすい」ということになります。
いくら口や文章で説明するよりも、公的なデータ・統計を見た方が早いでしょう。
〇まずは流山市のハザードマップ(流山市 ハザード 洪水 で検索!)を見てみると
このあたり一帯だけでなく、流山市のほとんどのエリアが真っ白です。(簡単な凡例としては、白が洪水域でない場所、水色や青や紫が洪水区域)
流山市は、市内西側と南側の「江戸川からの水の流入による洪水」が考えられる場所のみハザードマップの色付きになっていて、その他の場所は真っ白なんですね。
今回の対象地がある「利根運河」あたりは流山市北部になりますが、この「利根運河からの水の流入による洪水」は、北西部の江戸川沿いと重複するエリアを除いて無いですよ。となっているのが、ハザードマップを見るとわかります。
なんとも優秀な地勢です。
ちなみに、利根運河をまたいで北側対岸に位置する野田市側(野田市南部)のハザードマップを見てみると、色が水色に染まっているのが分かります。
ここから判断するに、利根運河でもし洪水が起こるとすると
大雨が降る
→利根運河が氾濫する
→野田市側に流れる
→それでも溢れる程の未曽有の大雨(野田市南部の一部が水浸しになる程)が降ったら、それから南部の流山側に流入する
というような想定が出来ます。
その流入するルートは先程のようにこちらの土地の対象地の住宅街より東側から流入し、南側へ流れていく形になるでしょう。
もちろんそんな想定をもろともしない大雨が降ったら別ですが、総じて流山市の地勢は標高が高いという事実が確認できます。
〇更により深く確認したい方のために、国土地理院マップ(国土地理院 標高 で検索!)を見てみると
この対象地があるあたりを色別標高図で見ると、こちらの物件コメント上部で述べた「この対象地がある住宅街の東側及び南側の方が標高が低く、そちらの方が利根運河の水が流れてきやすい」という説明の意味が分かるかと思います。
このマップから読み取ると、もしそれほどの洪水があっても「対象地から西側を通って避難すれば陸の孤島になる心配がないかもしれない」ということも言えるかと思います。
こういった洪水情報に関しては、ハザードマップと国土地理院の標高図で客観的な情報をもとに検討することをお勧めします。
こちらの対象地は確かに河川沿いですが、だからといって地図のみで「こんな河川沿いの土地は洪水がこわいから嫌!」と判断するのはもう少し深く思慮した方がいいかもしれません。
意外と「え、内陸側の方がリスク高いじゃん!」ということもあるのですね。
素敵なビューと自然環境・閑静な環境を享受しながら洪水の心配も少ないと思えば、物件の魅力が響く方がいらっしゃるのではないかなと思って、上記のように少し深堀りしてみました。
解放感あるロケーションで素敵なおうちを!
物件詳細
基本情報
所在地 | 千葉県流山市大字東深井 | ||
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交通 | 東武アーバンパークライン線『運河』駅 から徒歩15分 |
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道路方向・種類 | 一方 北 公道 | ||
道路幅員・接道幅 | 道路幅員 13.51m 接道幅 6.5m | ||
土地面積 | 194.93m² | ||
地勢 | 平坦 | 土地状況 | 古家あり |
建ぺい率 | 50 | 容積率 | 100 |
インフラ | 公営水道 本下水 都市ガス | ||
地目 | 宅地 | 国土法 | 不要 |
建築条件 | 無し | 土地権利 | 所有権のみ |
用途地域 | ・第一種低層住居専用 | ||
法令上の制限 | |||
建築基準法43条但書 | 該当なし |
※物件掲載内容と現況に相違がある場合は現況を優先と致します。